〜涼恵の摩天楼漫文〜(8)
人との出会いは喜ぶのに
人に深く関わろうとされるのは怖い
距離を保とうとする
機会を与えられても
断って人を不快にさせても
そんな自分を壊せない
過去のせい 今のせい 何時の私がそうさせるのだろう
そこから抜け出そうとしない
自分はコミュニケーションが下手だから・・・と
同情を誘う
そんな自分が嫌になる
たとえ つまはじきにされた過去があろうとも
私は今のままでいいのだろうか
人が私を許せても 私が私を許せない・・未だ・・・
抜けず・・・
何処へ行くのか
人との出会いは好きなのに・・・
自分が 自分の傷が 判らない。
H13.2.21